はじめての家庭教師

安い家庭教師にはご用心

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安い

家庭教師にお子さんの勉強をみてもらおうと思ったとき、まっさきに気になるのがその料金。もちろん安ければ安い方にこしたことはありませんが、あまりに低価格の料金を打ち出している場合は注意が必要です。

ここでは安い金額を提示している家庭教師業者の悪質な手法と、そのような業者に騙されないためのポイントについて解説していきます。

家庭教師業界の相場を知ろう

家庭教師サービスというのは基本的には人出を使った手間のかかるビジネスです。規模が大きいからといって生産性が向上したり、安くサービスを提供できるようになるかというと、そんなことはありません。ご家庭に講師の先生が派遣され、先生には時間に応じた報酬が支払われる以上、その金額に大きな差が出る余地はほとんどないのです。逆に言えば、業界の標準よりも明らかに安い金額の場合、なにか裏があると考えた方が良いでしょう。

そのためにはまず、家庭教師をつけた場合の標準的な月謝についてしっかり知識を身につけるのが大事です。

個人契約で家庭教師をつける場合

まず、個人契約で家庭教師をつけた場合にかかる平均的な月額費用について考えましょう。

こちらの記事で詳しく解説したとおり、個人契約における家庭教師費用は、おおよそ1ヶ月2万円前後です。

上記の記事に書いたとおり、標準的な家庭教師サービスは1回2時間の授業を週1回の頻度でおこないます。この時間よりも多くなることはあっても、少なくなるケースというのはあまりありません。このことはしっかりと記憶に留めておきましょう。

個人契約による家庭教師料金は派遣センターに支払われるマージンのない、いわば家庭教師の原価のような金額です。ということは、1ヶ月1万円以下で家庭教師を紹介できるなどといっている家庭教師センターは明らかには原価割れを起こしていることになります。そのようなビジネスに裏がないわけがないことがお分かりいただけたでしょうか。

家庭教師派遣センターを通した場合

家庭教師派遣センターを使った場合、会社によってその金額はまちまちですが、このブログでは1ヶ月あたり3万円代で契約できる家庭教師センターをお勧めしています。ただし先生のレベルなどによっては月額4万〜5万円程度になる場合もあるようです。

この場合も個人契約と同じ条件、つまり2時間授業を週1回として計算してあります。

このように家庭教師センターを通した場合は個人契約よりも1万〜2万円程度割高になります。その分、先生とトラブルになった場合の仲介や、代わりの先生を短期間で見つけてもらえるといったメリットがあります。特に大学生のアルバイトに先生となってもらう以上、普通では考えられないような事態に遭遇することは十分考えられますので、家庭教師センターを使うメリットは意外と大きいのです(参考記事 ⇒ 家庭教師派遣センターで家庭教師を探してみよう)。

安い金額の家庭教師センターのからくり

このように家庭教師の相場というのは、個人契約で1ヶ月2万円程度、家庭教師センターを通した場合で3万円代からとなっています。家庭教師というサービスの性質上、この金額は企業努力や企業規模によって変わるようなものではありません。

それにも関わらず、業界標準よりも大幅に安い金額を提示しているような業者には注意が必要です。安い金額が提示できるカラクリは大きく分けて2つありますが、ここではそれぞれのカラクリについて詳しくみていくことにしましょう。

授業時間を意図的に短く見せている

家庭教師の料金は1時間あたりの単価に指導時間をかけたものになります。式で書けば、

家庭教師料金 = 1時間あたりの単価 × 指導時間

ですね。

実は見た目の料金を下げたければ、指導時間数を意図的に短くしてやれば良いのです。例えば、1回1時間で週1回の指導の場合、1ヶ月あたりの指導時間は4時間、これに単価2000円をかければ、確かに1ヶ月8000円という料金で家庭教師をつけることが可能になります。

しかし、1回1時間の家庭教師というのは事実上不可能です。その理由はこうです。

まずアルバイトの学生の立場になって考えてみましょう。1回1時間しか指導につけない場合、学生バイトが手にするバイト料は1500円程度しかありません。指導先の家庭までの往復時間を考えると、これでは割に合いません。これならば、コンビニで3時間くらいバイトした方が手元に入る現金は多いくらいです。つまり、1回1時間の条件では肝心の先生が集まらないのです。

次に指導効率の観点からみてみましょう。実は家庭教師というのは集団授業と違って生徒と先生の関係が濃密なため、予想以上に時間が経つのが早いのです。これは例えば、生徒が分からなそうな顔をしていたら別のたとえ話をつかって説明するだとか、問題を解くのに手間取っていたら同様の問題を何題か追加で出してみるといった細かいカスタマイズが授業の中に入ってくるからです。授業時間が1時間しかない場合、このような密度の濃い授業は期待できないでしょう。

以上のような理由から、家庭教師では1回の授業時間が2時間というのが標準となっているのです。

家庭教師センターによっては1時間授業の金額を載せているところもありますが、この条件で家庭教師をつけることはほぼ不可能ですし、センター側もそれは十分承知しているでしょう。それにも関わらず集客のためだけにこのような情報を載せているのは、教育サービス業者として明らかに不誠実です。こうした金額が記載されている業者に敢えて問い合わせをする理由はないと思います。

高額な学習教材を販売している

低価格の家庭教師料金をうたっている業者でより悪質なのが高額な学習教材の販売をしているところです。

これまでに他の記事で何度か触れてきたのですが、実は家庭教師派遣サービスというのはビジネスとしてはあまり効率の良いものではありません。儲けが発生するのは、入学金と月々の授業料から徴収する業者分のマージンくらいなものです。利益を増やしたければ単純に生徒数を増やすくらいしかできることはありません。

ところが学習教材販売は確実に儲けをだすことができます。原価はたかがしれていますし、一度販売さえしてしまえば教えるのは派遣される先生ですので、業者としてはフォローする必要がありません。つまり、教材販売は業者が利益を出すのにもっとも手っ取り早い方法なのです。

家庭教師派遣センターが販売する教材は、高いものでは100万円近くになることもあるようです。

これは断言できますが、このような業者が販売している教材は決して購入してはいけません。中学生や高校生が勉強するための教材が数十万円もするなどということは、どう考えてもありえないことです。

そもそも家庭教師の最大のメリットは、生徒に合わせて授業を組み立ててくれるところにあります。それは、どのような教材を使うかといったことも含めて、ご両親と生徒さんの意見を尊重しながらお互いの同意を得て進めることなのです。そのような趣旨からすると、家庭教師業者が使用する教材を指定してるというのは本来ならばあり得ないことなのです。

ここでは高額な教材販売という書き方をしましたが、家庭教師の場合は例え低額でも教材を購入させようとするところは絶対に避けてください。のちのち高額な教材を購入させようとアプローチしてくるでしょうし、そもそもまともな派遣センターは教材販売には手を出していません。

ただし個別指導塾では教材販売は一般的です。その場合でも1教科あたり1000円〜2000円と常識的な金額ですし、個別指導の場合は決められた教材に沿って勉強した方が効率的なこともあるのです

このような高額教材販売は一時期社会問題化したため、現在では家庭教師センターのホームページでは「教材販売は一切していません」と記載されているところが多くなっています。逆にそのような記載がない業者で、なおかつ低価格の料金を押し出しているところは十分に注意してください。

まとめ

うまい話しには裏があるとか、タダより高いものはないですとか、とかく安い製品には注意が必要ですが、それは家庭教師サービスについても同じことが言えます。

冷静に考えて欲しいのですが、一流大学に入学した、ある意味では受験勉強界のプロフェッショナルといえるような大学生を、個別に自宅まで呼んで指導を受けられ、それが月額で2〜3万円で叶うというのは、ほかの個別指導サービスでは考えられないことなのです。

家庭教師のこのような特性を踏まえた上で、是非とも自分のニーズにあった先生を見つけてください。

家庭教師を選ぶ際に重要なのは、結局のところどんな授業を受けられるのかに尽きます。そのためには、各家庭教師センターがおこなっている体験授業を受けてみるのがもっとも効果的でしょう。

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